2010年10月2日土曜日

風間ED後 風間→←千鶴  予告風味。

※捏造設定
※中途半端の自己満
※多分続かない



風間ED後

風間→←千鶴


お互い遠慮したり勘違いしたりしてなかなか縮まらない距離。

千鶴は周囲の噂から自分が風間にとって迷惑で邪魔な存在だと思ってて、

風間は千鶴の気持ちが新撰組に捕らわれたままだと思ってイライラしている。

(実際は風間に迷惑をかけまいとして距離をとっているだけ)

→イライラしている風間を見てさらに千鶴が距離を置くという悪循環





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—あぁ…そうか。


 この人

風間さんは私の血筋にしか興味ないんだ。
…この人を好きになってはいけない。好きなってしまったら一生の片思いだ—。


愛のない結婚などしたくないと思っていた。



でも、もう無理だ。



だって知ってしまった。



この人の優しさも不器用さも。—恋しいと、愛しいと思ってしまったから。



この人が私を愛していないとしても、私はこの人の子を産みたい。

自分の血筋を利用しても、どうしてもこの人の傍にいたい。

想ってくれなくていい。愛してくれなくていい。だからどうかせめて。



「お前はいつも俺を見ぬな。—それほどまでに俺が嫌いか。

…まあいい。お前が何を思おうと、どうしようとお前が俺のものなのは変わらぬ。」



「…っ! 」


「そのうち嫌でも思い知るだろうがな…。 」





初めは心がなくとも良いと思った。傍にいれば、それで構わないと思っていた。

だが、今は。




なぜアイツは俺を見ない?



これほどまでに傍にいるのに。


どうすればアイツは俺を見る。


どうしていつも


 もういない

新撰組の奴らの面影を追っている。



「…事情が変わった。もう待ってはいられぬ。どんなに喚こうがもう止まらんぞ。覚悟はいいか…? 」


「…」

「千鶴。来いと言っている。…千鶴。 」

「嫌です!行きたくありません…! 」


「…強情な奴だ。 」





どうしても貴方の傍にいたかったから、だから私は選んだんだ。





「千景さん!下ろしてください!自分で歩けます!重いでしょう?! 」


「案ずるな。お前など片手で造作もなく持ち上げられる。むしろもっと太れ。

お前は柔らかく抱き心地も良いが、細い。そんな体では俺の子を産む時に苦労するぞ。」



「っ?!な、何を…っ!…と、とにかく離してください! 」


「…離してなどやらん。俺がどれだけ心配したと思っている? 」


「そ、それは…。 」


「…もう俺の傍から離れるな。…あんな思いは二度とごめんだ。 」


「…千景さん…。 」





「…千鶴。お前は俺の何だ。 」


「…つ、妻です。 」

「では俺はお前の何だ? 」


「…だ、旦那様です。」


「そうだ。夫婦間に遠慮も何も要らぬ。…ただお前が俺の傍にいて俺を愛していればそれで良い。




「…許して、くださるんですか…? 」

「許すも何も、これは命令だ。・・・お前に拒否権はない。」



千景さんは本当はとっても優しいんですよ。優しさがわかりずらいけど…。

でも、必ず私を待っててくれて…導いてくれます。

いつも優しい目で見守ってくれていて…助けてくれるんです…。

…俺様で強引で自己中心的に見えるけど、とっても頼りになる強い、格好いい人です。

誇り高くて情の深い、まさしく鬼の頭領に相応しい方なんです。



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ちー様は書きやすい。
というか、かなりシリアス捏造自己本意設定が妄想出来ちゃう(笑)
なんでだろう??

私基本ネガティブな人間なので、シリアスのが書きやすいんだ。
まあ、読みたいのは甘甘なやつなのだが(苦笑)
シリアスも読みたいときは読みたいけど、シリアスは基本長編じゃないと嫌だなぁ・・・。

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