ロールアウト(高科×絵里)
これの高科視点。というか裏事情?
※若干高科さんがへたれてます。
※年齢などの設定は捏造です。
許せる方のみどうぞ。
『あんまり待たせると愛想つかされるぞ。只でさえお前らは付き合うまでの期間は長かったんだろう。自衛官なんて出会いの少ない職業で、彼女逃したらもうお前結婚は無理だな。』
なんて諸々の事を上官に言われ、実はちょっと焦ったりした。
(もっとも、高科は絵里を逃がすつもりなど毛頭ない。)
自分でもそろそろ・・・と考えていたのは事実だし、もうお互いにいい年だ。
高科の方が2歳上なので、絵里は27である。
だが、絵里からはまったく結婚を濁らせる言葉は出ていないし、プロポーズするには少し不安だ。
まだ結婚はしたくないのかもしれないし、自分だけ先走っていたら少々痛い。
しかしながら、付き合う時は絵里からだったので、プロポーズは自分からと決意していたりする。
油断してると、あの人ならいきなり逆プロポーズする気がしないでもない。
なんせ格好いいのだ彼女は。
高科が受けたあの一言は多分絶対忘れない。
彼女ほどの男前は自衛官にもそうそういないだろう。
勿論それと女の子らしい可愛さとのあのギャップも堪らない。
きっとそんな風にもんもんと考えていたせいだろう。
デート中につい上の空のような生返事ばかりしてしまった。
なかなか時間が合わず、久しぶりだったのにこの態度だ。
ただでさえ、最近は電話でも同じような失敗をしてしまっている。
絵里が怒るのもわかる話だ。
「…さん…高科さん!」
「…あ、あぁ。すまない。何だ?」
「…聞いてなかったんですね。」
「…。」
しまったと思っても後の祭だ。
絵里が立ち上がって店を出ていく。
慌てて追いかけると、絵里の涙目攻撃だ。
—彼女の泣き顔にかなう術など、生憎高科は持っていなかった。
「悪かった。すまない。」
もうこれはとにかく謝るしかない。
しかし絵里は高科の意に反して、ますます泣き出した。
慌ててハンカチを差し出す。
我慢の限界は彼女の涙目の上目遣いだった。
普段ならあり得ない行動をした自分がプロポーズを受け入れられて
さらに調子にのったのか、
その後のホテルで彼女に普段以上の行為を求めてしまったのは
仕方がないと許してほしいところだ。
無事上官に結婚の報告をした時に散々からかわれたのは絵里には秘密事項である。
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なんか中途半端?
終わりの手抜きが目立ちますね・・・。
すみません・・・。
力関係的に
女>>>>>男ぐらいが好き(笑)
このお話ホントに好きなんだけどな~。
もっと2次創作増えればいいのに・・・。
勿論有川さんの続編も大変楽しみにしてますがね!←
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