※別冊2頃
※若干キャラ捏造(?)
「あ〜、安達・・・。えっと、ごめん。ちょっと今日は…。」
意気込んで申し込んだ安達の言葉に、安達がそれはそれは尊敬する上司は
赤い顔で困った顔をした。
年上で階級も上の上司だが、可愛いなぁと思っていたら、
安達が密かにライバル視している一正が会話に入っくる。
「すまんな安達。先約だ。」
「ど、堂上一正!」
「悪いが、また今度にしてくれ。」
「えっ…あ、はい…。」
さすがに階級が離れすぎている上司の約束に割り込むわけにはいかない。
大人しく引き下がると、二人は幸せオーラを振りまきながら出ていった。
肩を落とした安達の頭上から元教官の声がした。
「…安達?どうした?なんか暗いな?」
「…手塚教官…。…今日堂上教官の誕生日なんです。」
「…あ〜らしいな。」
そういえば確かに朝から機嫌も良く、訳を尋ねたら嬉しそうに言っていたような。
…ていうか、ちょっと待て。
「…なんでお前が知ってんだ?」
「堂上教官ファンクラブメンバーならこんな情報チョロいですよ。」
…なんだそのファンクラブは。
と思ったが怖くて聞けない。つか、聞きたくない。
とりあえずスルーすることにする。
「…で?」
「…堂上教官の誕生日を祝おうと思ってお昼誘ったら、堂上一正が…。」
…朝のご機嫌はコレか。
さすが柴崎が今だにバカップルと言うだけはある。
もう結婚して暫く経った。
別に成り立ての恋人ではあるまいし、
デートだってなんだって何回もしただろうに、
お昼のランチデートぐらいの何がそんなに嬉しいんだか。
家でも職場でも顔を合わせてる。
はっきり言って笠原のあの態度は異常だと思う。
はっきり言って笠原のあの態度は異常だと思う。
だが、柴崎に言わせるとそんな所が郁の可愛い所で、堂上がメロメロな所らしい。
…手塚にはわからないが。
その後、落ち込む安達にジュースを奢り、
(なぜそこまで落ち込むのか全く理解出来ないが)
なぜ俺がという気分になりながら午後の仕事をした。
・・・それはそれはご機嫌な同僚を殴ってやりたくなったのは上司には絶対秘密だ。
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手塚の受難。
・・・手塚の日常はこんなんばっかそうだ(笑)
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