ラスティン惚れたなにあの男。もう馬鹿大好き殴る
オマケの観察ストーリーは何十回とリピート再生済みです。
口説いて落ちない女はいないとか何それどういうことだ表出ろ
気づけば8千字になってた妄想滾りまくりだわ誰かこれ脳内文章変換機作ってくれお願いだ
しかし2次が一つもないなんて寂しすぎたので自給自足。
プリアサクロスオーバーも書きたいなあと思いつつどうなるかなあ…。
※ラスラン(戦ワル)未来設定
※オリキャラである息子中心。
※ぴくしぶUP済み
それでもよろしければどうぞ。
現在のヴァイアザール国王・ラスティンの評判は、オルテシア全土に憚らず近隣諸国までに広まっている。
一国を統治するその手腕は歴代でも稀に見るほどの力量だという。
新たに出される国策は国民に無理のない程度で国の発展を促し、
言葉巧みな外交で貿易チャンスを広げ、経済の活性化させる。
王族と思えぬ人当たりのいい態度はどの立場・身分の人とも渡り合える。
剣を振るえば負ける戦はない。
文化や伝統技術の保護や向上、社会的弱者への援助も怠らない。
人の上に立ち導く姿やそのカリスマ性に憧れや尊敬を抱かずにはいられない。
そんな立派な王が治めるこの国は確かに平和だと思う。
そうだ。せっかく平和なのだから、それを乱すようなことは言わない方がいいに決まっている。
そう。国王がどんな理由で王になったかなんて誰も知らないほうがいいのだ。
まさか国王が『自分の奥さんに良いとこ見せたいから』という理由で国を治めているなどといったい誰が思うだろう。
ふざけている。
あり得ない。
なんだその理由は。
しかし嘘ではなく真実なのだから、この国は本当に平和だとしみじみ思う。
少年の母親である現在の王妃には絶対内緒だと言われたが、そんなこと惚気にしか生まないので絶対頼まれても告げるつもりはない。
というか、もし国民や臣下に知れたら一大事だ。
そんな王に国を任せられぬと暴動が起きでもしたらどうするのだ。
王妃が望めば一国を落としそうな溺愛ぶりだと心ない愚かな臣下は言ったらしいが、幸いなことに母は非常に優しく清廉潔白な心の持ち主なのでそういう心配は無用だ。(その臣下が後にどうなったかは誰も知らない)
むしろ父が間違った道に進みそうになったら母は全力で止めるだろう。
そ う
喧嘩になった場合、勝つのは母なのだ。
父が母に勝てるわけがない。
溜息はつきない。
知らなければよかった、と少年は思う。
確かに母への行き過ぎた愛情はうっとおしいと思っていたが、それでも尊敬する王に違いなかったのだ。あの理由を聞くまでは。
あんな偉大な父の跡を継がねばならぬのだ。自分も頑張らねばと思っていた矢先に告げられたあの言葉。
王としての重荷と父の威光に潰れそうになっていた時、父はそんな息子を励まそうとしたのだろう。
軽い口調でさらっと王となった理由を告げた。曰く。
『そう力むな。おまえは母親似で真面目で心配性だから不安かもしれないけどな、好きな子に好かれるためだと思って頑張れ。俺はランに良いとこ見せたいから王になったぐらいだしな』
肩の力は完全に抜けたが、これはむしろ脱力だと思う。
半目になって話を聞いていた息子に、父親というよりは一人の男の顔で、
各国で評判高い国王陛下はさらに宣った。
『お前もそう思える相手を見つけろよ。もちろん、ランは俺のモノだから、ラン以外でな』
冗談めかしていたが、目の奥が笑ってなかったので、そこはしっかりきっぱり返事を返し、頷いておいた。
息子相手に大人げないが、国王の王妃への愛妻ぶりは、全国民・隣国の認知するところである。
王宮の城下では夫婦の円満のお守りが販売され、品切れすることもあるほど人気を博しているそうだ。
時には縁結びと評して宮殿へ観光に他国からも人が押し寄せているというのだから相当だ。
父親に本気の嫉妬を向けられたことも一度や二度ではない。
父親に妬かれて面倒なことになるのはごめんである。
夫婦喧嘩などに発展してはこの国の存亡に関わる。
少年の悩みは尽きない。
そう、彼の運命の女性と巡り合うその日まで。
オマケの観察ストーリーは何十回とリピート再生済みです。
口説いて落ちない女はいないとか何それどういうことだ表出ろ
気づけば8千字になってた妄想滾りまくりだわ誰かこれ脳内文章変換機作ってくれお願いだ
しかし2次が一つもないなんて寂しすぎたので自給自足。
プリアサクロスオーバーも書きたいなあと思いつつどうなるかなあ…。
※ラスラン(戦ワル)未来設定
※オリキャラである息子中心。
※ぴくしぶUP済み
それでもよろしければどうぞ。
現在のヴァイアザール国王・ラスティンの評判は、オルテシア全土に憚らず近隣諸国までに広まっている。
一国を統治するその手腕は歴代でも稀に見るほどの力量だという。
新たに出される国策は国民に無理のない程度で国の発展を促し、
言葉巧みな外交で貿易チャンスを広げ、経済の活性化させる。
王族と思えぬ人当たりのいい態度はどの立場・身分の人とも渡り合える。
剣を振るえば負ける戦はない。
文化や伝統技術の保護や向上、社会的弱者への援助も怠らない。
人の上に立ち導く姿やそのカリスマ性に憧れや尊敬を抱かずにはいられない。
そんな立派な王が治めるこの国は確かに平和だと思う。
そうだ。せっかく平和なのだから、それを乱すようなことは言わない方がいいに決まっている。
そう。国王がどんな理由で王になったかなんて誰も知らないほうがいいのだ。
まさか国王が『自分の奥さんに良いとこ見せたいから』という理由で国を治めているなどといったい誰が思うだろう。
あり得ない。
なんだその理由は。
しかし嘘ではなく真実なのだから、この国は本当に平和だとしみじみ思う。
少年の母親である現在の王妃には絶対内緒だと言われたが、そんなこと惚気にしか生まないので絶対頼まれても告げるつもりはない。
というか、もし国民や臣下に知れたら一大事だ。
そんな王に国を任せられぬと暴動が起きでもしたらどうするのだ。
王妃が望めば一国を落としそうな溺愛ぶりだと心ない愚かな臣下は言ったらしいが、幸いなことに母は非常に優しく清廉潔白な心の持ち主なのでそういう心配は無用だ。(その臣下が後にどうなったかは誰も知らない)
むしろ父が間違った道に進みそうになったら母は全力で止めるだろう。
そ う
喧嘩になった場合、勝つのは母なのだ。
父が母に勝てるわけがない。
溜息はつきない。
知らなければよかった、と少年は思う。
確かに母への行き過ぎた愛情はうっとおしいと思っていたが、それでも尊敬する王に違いなかったのだ。あの理由を聞くまでは。
あんな偉大な父の跡を継がねばならぬのだ。自分も頑張らねばと思っていた矢先に告げられたあの言葉。
王としての重荷と父の威光に潰れそうになっていた時、父はそんな息子を励まそうとしたのだろう。
軽い口調でさらっと王となった理由を告げた。曰く。
『そう力むな。おまえは母親似で真面目で心配性だから不安かもしれないけどな、好きな子に好かれるためだと思って頑張れ。俺はランに良いとこ見せたいから王になったぐらいだしな』
肩の力は完全に抜けたが、これはむしろ脱力だと思う。
半目になって話を聞いていた息子に、父親というよりは一人の男の顔で、
各国で評判高い国王陛下はさらに宣った。
『お前もそう思える相手を見つけろよ。もちろん、ランは俺のモノだから、ラン以外でな』
冗談めかしていたが、目の奥が笑ってなかったので、そこはしっかりきっぱり返事を返し、頷いておいた。
息子相手に大人げないが、国王の王妃への愛妻ぶりは、全国民・隣国の認知するところである。
王宮の城下では夫婦の円満のお守りが販売され、品切れすることもあるほど人気を博しているそうだ。
時には縁結びと評して宮殿へ観光に他国からも人が押し寄せているというのだから相当だ。
父親に本気の嫉妬を向けられたことも一度や二度ではない。
父親に妬かれて面倒なことになるのはごめんである。
夫婦喧嘩などに発展してはこの国の存亡に関わる。
少年の悩みは尽きない。
そう、彼の運命の女性と巡り合うその日まで。
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