2010年11月29日月曜日

緋色 拓珠 短文。

※拓珠
※キャラ崩壊





~拓磨side~



恋とはなんて厄介だ。

こんな涙でぐしゃぐしゃの顔でさえ、愛しい、可愛いと思ってしまうなんて。


「ちょっと拓磨聞いてるの!?」


こんな八つ当たりの涙声でさえ、はいはいと流せない。


(ああ。喰べてしまいたい。)


その衝動は抑え切れずに、細く頼りない愛おしい体を抱きしめた。




~珠紀side~


「ちょっと拓磨聞いてるの?!」


ぼんやりと、私をただ眺めるその彼は、私がなんで怒っているのかなんて
興味がなさそうに、ただ私を抱き寄せる。

いつもいつも同じ手で拓磨は私を宥めて他から意識を外そうとする。

なんて狡くて厄介なんだろうか。

私は結局その甘さに逆らえず、身を委ねてしまうのだ。



(ああ。なんて愛おしい。)



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男女の想いの差。



タイトルなしはもはや定石。(誰か考えてくれないかな・・・)←

とにかく何か更新しようと思ったんだ・・・。

とりあえず謝っときます。ごめんなさい・・・。

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